先日ユーザー車検を受けて来ました。簡単にレポート致します。ここに書かれている内容より詳しい内容が
必要な方はユーザー車検専門ホームページが他にありますので、そちらをご覧下さい(ここの内容はあくまでも体験談です)。
まず車検に合格した時の車の仕様から説明します。車をいじっている方はこれが一番気になるのではないでしょうか?
ユーザー車検を受ける為の手順は、
1の車両整備ですが、最低でもこれくらいはしておきましょう。 2の予約ですが、検査場は月〜金曜日に検査を行っています。土、日、祝日は休みです。電話での申し込みは24時間受け付けて います。検査予定日の1週間前から取れますので早めに申し込むことをお勧めします。平日しか検査できないのでサラリーマンの方は 少し辛いですね。
3の必要書類ですが、事前に購入して書き込んでおくことも可能です。その方が当日スムーズに検査が受けられます。
|
1 | 継続検査申請書 |
---|---|
2 | 自動車検査票 |
3 | 自動車重量税納付書 |
4 | 自動車検査証 |
5 | 自動車税納税通知書 |
6 | 自動車損害賠償責任保険証明書(旧) |
7 | 自動車損害賠償責任保険証明書(新) |
1、2、3は当日車検場で準備するものです(書類を購入して記入します)。
1は使用者の印鑑が必要です。
2の自動車検査票には検査手数料分の印紙を購入し貼り付けます。
3の自動車重量税納付書には重量税額分の印紙を購入して貼り付けます。
4はいつも車に備えてある橙色の書類です。
5は郵送で送られてくる用紙です。忘れやすいので気を付けて下さい。この紙を窓口で提示して4の書類に自動車税納税照合のスタンプを押してもらいます。
6は前回の車検時に更新自賠責保険の証明書です。
7は当日車検場で発行してもらいます(保険料を納めます)。 書類を記入して窓口に提出したらいよいよ4の検査ラインを通します。 |
検査ラインに入ります 道路の文字の指示に従います | ここから検査ラインです |
---|---|
前車の位置まで進んで外観検査を受ける |
---|
ここでは外観検査と同一性の確認を調べます。外観は主に車体の灯火類の点灯状態、タイヤの摩耗、車内、ホーン(実際に鳴らす)、エンジンルーム内を調べます。灯火類は必ずすべて調べられます。その他はちらっと見る程度です。 同一性とは自動車車検証に記載されている車体番号とエンジン型式が同一であるか調べます。私の2回の経験だとまず調べません(笑)。 |
スピード、ブレーキの検査を行うテスター | 表示器の指示に従います |
---|---|
ヘッドライトテスター |
---|
ここではスピード、ブレーキ、ヘッドライト光軸の検査を行います。
スピードメーター検査ではテスターの上で車を加速させ、40km/hの時点でパッシングをして機械に知らせます。すこし長めにパッシングしなと反応してくれません。
次はヘッドライト試験です。ライトを上向きにするだけです。あとは機械が自動的に測定してくれます。よく不合格になる項目なので祈りながら待ちましょう(笑) 次はブレーキ検査です。ブレーキを離して待ち、あとは表示器の指示に従います。サイドブレーキの試験も行います。 この時のコツはブレーキを踏む指示が出たら一気に踏み抜きます。中途半端だと不合格になります。 サイドブレーキの時も指示が出たらワイヤーが引きちぎれんばかりの勢いで引きます。 おおげさに書いていますけど、普段の動作のように操作すると不合格になる可能性大です。 |
排気ガス試験 |
---|
排気ガス検査です。エンジンを掛けたまま車から降り、マフラーに検査プローブを入れます。汚れているので軍手は必需品です。そのまま待って表示器の指示が出たらプローブを外します。
ここで検査表を画像の機械に入れて検査印を押します。今までの試験で合格した項目が押されます。
最後は下回り検査です。車を所定の位置まで移動させエンジンを切ります。ハンドルから手を離して待ちます。しばらくするとマイクでブレーキを踏むように指示がありますので従います。その後は表示器に指示が出ますので、指示が出たら車を動かします。
以上でライン検査は終了です。どうです?たったこれだけです。時間にして5分ぐらいでしょうか?
もし仮に不合格の項目があれば、その日の内であれば何回でも受け直す事が出来ます。不合格の項目のみ検査出来ます。
みなさんが一番気になるのは費用の事だと思います。
掛かった費用は |
1 | 継続検査申請書類一式 | 30円(検査場によって値段が異なる) |
---|---|---|
2 | 重量税 | 37,800円 |
3 | 自賠責保険 | 27,600円 |
4 | 検査手数料 | 1,400円 |
合計 | 66,830円 | |
すべて当日、車検場で支払います。1.5Lの場合でもおそらく同じ料金だと思います。ずいぶん安く済むと思います。
こうして車検は通せます。しかし車検が通ったからと言って点検をしなくてもいいわけではありません。
|