現在付いている純正のサスペンションは約8万キロ走行で一回も交換していません。よく純正サスペンションは
8〜10万キロで交換と言われていますが、ずっと乗り続けていると劣化というかへたりがあまり感じられません
(外観はオイル滲みなど、劣化が見られる)。しかし、走行距離がかなりいっているので思い切って交換することにしました。
純正ショックの値段は、1万8千円/1本。MS製のショックは2万円/1本。しかし値引きがあるので、実質はMS製のほうが安い!。迷わずMS製を
購入することにしました。しかしスプリングも純正からMS製に換えないとバランスが悪いだろうから、スプリングも購入しました。
ついでに、アッパーマウントもMS製に交換(フロントのみ)。結局けっこうな出費となってしまいました・・・(ショックは、お得意のもらい物を
使うわけにはいかない)。 ショックは減衰力調整式で4段階から設定することが出来ます。スプリングはカタログによると30mm車高が落ちるみたいです。 |
ノーマルのサスペンション さすがに汚れまくっています |
MSサスペンション もちろん新品 |
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サスペンションを組み上げる前と、組み上げた後の車高の画像を比較してみると・・・・ |
フロント交換前 | リア交換前 |
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フロント交換後 | リア交換後 |
以前はタイヤとフェンダーの間に拳を縦にしても入りましたが、交換後は指3本ぐらいになりました。
サスペンションを交換すると確実に四輪アライメントが狂ってしまうそうです。実際に交換したばかりで運転してみると、ハンドルが妙な動きをして
(言葉で書くのは難しい)、気持ちよく走れませんでした。狂ったまま走っているとタイヤが片減りしたり、ハンドルが取られたり、燃費が悪くなったりと
車に悪影響がでるそうです。
調整をしてみると・・・・ |
アライメント調整前 赤い部分は規定値外です |
アライメント調整後 すべてが規定値に収まりました |
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プレッソは構造上、トーの調整しかできません。でもよく見ると、調整後はキャンバー角も変わっています。なんでかな? とにかく、すべてが規定値に収まりました。走ってみると実に気持ちよく走ることが出来ました。何とも言えないハンドルの妙な動きも なくなりました。いかにアライメントが重要だということが分かりました。
最初にも書きましたが、このショックは4段階の減衰力調整式です。まずはならしのため、前後とも1(一番柔らかい)に設定。
走ってみて最初の感想は、「堅い・・・」。いままでのショックがいかに柔らかかったのか実感(抜けていただけだって?)。さて、ちょっとスピードを出してカーブを曲がってみると
「えっ?」と思うほど妙な違和感があります。曲がりやすい。ものすごく曲がりやすいんです。交換前はハンドルを切った瞬間、一気に最大ロールになっていた感じでしたが、
交換後はロールをあまり感じません。ロールしていないわけではないんですが、量が少ないんです。そのせいか、多少スピードを出しても
安心して曲がれるようになりました。
1月26日追記
3月19日追記
4月06日追記 |