寒い時期になると暖気の時間が長くなりますよね。寒い中じっとしているのも、結構つらいものがあります。前々から
リモコンエンジンスターターが欲しいな、と思っていたんですけど、先日晴海のオートウェーブで、通常14,800円の物が
数量限定で9,800円で売っているのを発見!。迷わず購入しました。 (2日後見に行ったらはやり14,800円で売っていました)。
しかし、箱にはマニュアル車には取り付け不可!!の注意書きが・・・ |
安売りで購入したエンジンスタータ |
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エンジンスターターの原理は結構簡単で、キーへ繋がる配線の所にエンジンスターターユニットを割り込ませ、リモコンをONにするとキーを使わずセルモーターを回して、エンジンを始動させるという物です。電波は市街地で250mほど飛ぶので十分です。
安全のため、サイドブレーキが上がっている状態+AT車だったらPの位置でないとセルは回りません。
さらに、暖気運転は15分又は30分で自動停止します。 |
ステアリングのカバーを外して別売りのハーネスを 使用し配線を割り込ませます |
アースは運転席足元の左側の パネルの中から取りました |
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サイドブレーキの配線に、エレタップを 使って配線を割り込ませます |
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これだけの配線で、とりあえず動かすことが出来るので、始動テストをしてみる。 |
仮配線で動かしてみる |
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リモコンのスイッチON!。「キュキュキュ」。おおぉ、セルが回った。 「シーン」。あれ?。もう一度。 「キュキュ、ブオーン!」 おお、エンジンが掛かった。 2回目以降は、何の問題もなくエンジンが掛かる。どうやらセルをすこし回しただけで、エンジンが掛かったと、 エンジンスターター側が、誤認しているみたい。 このエンジンスターターは、エンジンの始動の確認を電圧の変化を利用して見ているので、どうやらこれがうまくいってないみたいです。 対策としては、エンジン始動の確認を、電圧の変化ではなく、エンジンルーム内の発電機で見るようにすればうまくいくと思います。 発電機はエンジンが掛かると12Vを出力するので、これをエンジンスターター側で確認するわけです。 さっそくエンジンルームをオープン!。「うっ」どの線だ??。まあ2回やればいいわけだし、また今度にしよう・・・
さて、動くことが確認出来たので、アンテナを取り付けることに(アンテナがなくても近くなら動作します)。
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アンテナユニット。か、格好悪い・・・ |
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説明書には「ダッシュボードの上に固定」となっていますが、とても付ける気にはなれないので、今は助手席の足元に転がっています。
近い内に目立たない場所に取り付け予定。 本体はセンターコンソールの奥に取り付けました。うーんすっきり取り付け。
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センターコンソールの奥に取り付け |
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最後に電波の到達距離の実験。車を駐車場において、自分の部屋からスイッチオン!(窓は開けておく)。 駐車場まで歩いていくと「ぶおぉぉぉぉぉぉ!」。おぉ掛かってる! しかし、ここでも問題が!。エンジンが掛かったことにより盗難防止のショックセンサーが働いて、警告音が鳴り響いていました。 ショックセンサーの感度を下げることで対応しました。 これで取り付けはとりあえず完了!。今まではエンジンを掛けてから5分ぐらい、寒い中じっと待っていましたが、そんなことはもうしなくても大丈夫!。うーん便利便利。
最後に。このエンジンスターターはマニュアル車には対応していません。
もし、エンジンを掛けるとき「ギア」が入っていたら、すこしの距離だと思いますが
車は動いてしまうと思います。大きな事故にもなりかねませんので、取り付ける方は十分注意して下さい。
3月23日追記 さらに、格好悪いため、しっかりと固定していなかったアンテナをトランク内に取り付けました。標準のケーブルではトランクまで届かなかったので、途中で切断して、延長加工しました。地面と平行になっているので多少感度は落ちていると思いますが、自宅からは届くので特に問題はないです。
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発電器に配線。この後はビニールテープで補強 | トランク内に固定。普段は全く目に付きません |
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MT車のエンジン始動時の事故をなくすために、クラッチを踏んでいないとエンジンがスタートしない機構が平成11年1月から新車に順次採用されています。
3年後には全車に採用される見込みです。前記にもありますが、エンジンスターターをMT車に使う際には十分気を付けて下さい。
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