点火プラグ交換
 

 前回のプラグ交換から3万キロ程走行したため、プラグを交換しました。銘柄は前回と同じHKSのS35i(熱価7番相当)です。一般的に純正プラグは1.5〜2万キロ、プラチナ(白金)プラグは10万キロで交換と言われています。S35iは電極の部分にイリジウムを使用しています。イリジウムはプラチナほど丈夫ではないので寿命が短いと聞きます。
 プラグを外して状態を見てみましたが、中心電極がかなり減っており接地電極も角の部分が丸くなっています(S35iは接地電極がプラチナではありません)。これではしっかりとした火花が飛ぶはずもありません。プラグの焼け具合は綺麗なキツネ色でしたので、現在のエンジン仕様と私の乗り方ではこの熱価がちょうど良さそうです。
 

3万キロ走行後新品プラグ
 

 交換後は驚くほど効果が体感出来ました。低速トルクが増し、ノッキングも少なくなりました。なによりエンジンのレスポンスがすばらしく良くなりました。4千回転以上ではアクセルのほんのわずかな動きにエンジンが機敏に反応し、「もっと回せ!」と訴えかけてきます。普段車に乗っていても変化は感じなかったのですが、確実にプラグはへたり気味だったのだと想像できます。
 余談ですが、デンソーの製品で接地電極がプラチナ製の物があります。詳しくはこちら
プラグの寿命の事を考えるとこちらのほうが良さそうですね。