HIDヘッドライトシステム取り付け
 

 ヘッドライトをHIDシステムに交換しました。今までのヘッドライトはこちらのゼータシステム+ヘッドライトリレーを使用していました。ノーマルに比べると格段に明るいのですが、HIDと比較すると数段暗い印象でした。悪いことにバルブも非常に切れやすく3〜4ヶ月に1回交換していました。
 数年前までHIDというと10万円オーバーの価格設定でしたからとても手が出ませんでしたが、最近はハイロー切り替え式が主流で、昔の様なロービーム固定のHIDはぐっと身近な値段になってきました。
今回購入したHIDは通信販売で5万円で購入しました。ゼータ+リレーで約2万5千円程しますので、価格的には倍ぐらいしますが、バーナー(ハロゲンでいうバルブ)は高寿命なのでハロゲンを何回も交換することを考えると、トータル的にはそれほど値段が変わらなくなるのではないでしょうか。
 購入したHIDシステムは下の画像の様な内容です。バーナーには先端遮光キャップもセットで付いていました。
バーナー(フィリップス製)イグナイター
 

コントローラ(ボッシュ製)ハーネス一式
 それぞれの部品はバッテリー→コントローラ→イグナイター→バーナーの順に接続されます。
 

 ライトユニットへのバーナーの取り付けですが、無加工のままで大丈夫でした。画像ではライトユニットを車体から取り外していますが付けたままでも問題なく取り付けられます。
バーナー取り付けキャップも閉まります
 

 他のユニットは下の画像のように取り付けました。意外にコンパクトなので、V6プレッソの狭いエンジンルームにも十分取り付け可能でした。HIDシステムのアースはアーシングケーブルと共締めしてあります。取り付け自体も簡単で普通の人でも2時間あれば出来ると思います。
右側コントローラ左側コントローラ
ラジエータタンクの下側に取り付け
 

右側イグナイター
汎用ステーで固定
左側イグナイター
汎用ステーで固定
 

 下の画像はHIDとハロゲンの比較です。ハロゲンはプレッソで撮影するのを忘れたのでデミオで撮りました(ハイワッテージバルブ使用)。ハロゲンも十分明るいのですが、HIDはさらに明るく遠くの方まで照らしているのがよく分かると思います。
HIDハロゲン
 

 走行時のインプレッションですが、ライトが明るくなり余裕が出来た為かとても楽に走行出来るようになりました。特に街灯のないような郊外の道を走るときは効果絶大です。今回購入したHIDシステムは市販の物では最も安価な部類に入る物ですが、この性能でこの値段でしたらかなりお買い得とだと思います。
 HIDは消費電力が35Wとハロゲンに比べて遙かに低消費電力です。オーディオやナビでバッテリーを酷使している車にもお勧めです。