プレッソのエンジンルームにマウントされるパワーユニットはV型6気筒のK8エンジン。 世界最軽量・最小の1800V6DOHCは可変吸気システムを採用しており、滑らかなトルク特性を もっている。最高出力140PS/7000rpm(後期型145/7000rpm)を発生する。

可変吸気システムはVRISと呼ばれ、エンジンの回転数によってサージタンク内に設けられた 2つのバルブをきめ細やかにコントロールすることにより吸気系管長、共鳴管容積を変化させ、 トルクを稼ぐシステムである。

バルブの切り替えポイントは1800/2700/3750/4750/6250rpmに設定。4000〜4500rpmのトルクを とくに盛り上げるようにチューニングされている。また、この吸気系システムは、エンジン全高を 低く抑えるよう巧みにレイアウトされているのも特徴。 圧縮比は、前期型は9.2(レギュラー)、後期型は9.5(ハイオク)。ノックコントロールも採用する。

 実際に運転をしてみるとこのエンジンは非常に静かである。元々マルチシリンダー化したのも パワーの為ではなく振動面、静粛性を狙ったためと言われている。高回転まで回してみても振動は ほとんど気にならない。

 

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