ウィンドウレギュレータ交換
 

先日の事ですが、走行中にウィンドウを上げたら途中で引っかかる感じで止まってしまいました。何度か上下させても必ず同じ所で止まっちゃいます。 手で引っぱりながら操作してもダメ。ウィンドウスイッチを交換してもダメ。こりゃレギュレータが逝ったかな?
その日は台風の前日で下がったままだとまずいことになりそうなのでその場で応急処置をして、 なんとか上まで上げることが出来ました(レギュレータのワイヤーを切って無理矢理上げた)。応急処置を手伝って頂いた方々には大変お世話になりました。
 

原因はウィンドウレギュレータのモータのようでした。ASSYで交換したら問題なく動作しました。 レギュレータは10年を越えると比較的故障率の高いパーツなので、解体車などがあれば取り外しておくことをお勧めします。
余談ですが運転席側のウィンドウ操作スイッチも壊れやすいです。
 

ウィンドウレギュレータは次の手順で外す事が出来ます。

1. ドア内装を外す。
2. ウィンドウを上下させてガラスとレギュレータを固定しているナット(2本)が緩められる位置で停止させる。
3. 2のナットを外す。
4. ウィンドウを少し上にあげて、2のレギュレータ側のボルトからウィンドウを外す。ウィンドウを上に引っぱるとウィンドウが抜ける。
5. レギュレータの電源コネクタを外す。
6. レギュレータとドアのインナーパネルの固定ボルトを外す。
 
これでレギュレータがフリーになるのでドアパネルの隙間からレギュレータを取り出す事が出来ます。
取付は逆の手順です。
 

私の車はドアにデッドニング処理をしていたので、レギュレータを外す為に一部を剥がしました。
レギュレータは取り付ける前にグリスアップしておいたほうが良いみたいです。ワイヤーが巻き取られている部分にモリブテングリスを塗りました。

 

左:予備のレギュレータ
右:壊れたレギュレータ
レギュレータを外した所
レギュレータを取り付けて、
ガラスも付けたところ
取りあえずガムテープで防水処理