オルタネータ交換
 

 先日の事でしたが、いつも通り車を走らせているとエンジンルームから「ウィーン」というモーターみたいな音が聞こえてきました。 最初は小さい音でしたが段々と大きくなってきました。「ラジエータファンが回っているのかな?」と思ったのですがどうやら違います。 ボンネットを開けて異音が発生している場所を探してみると、オルタネータから発生しているみたいです。長めのドライバーを直接当てると 振動もかなり発生していることが分かりました。発電機能に影響はなかったです。
 オルタネータはかなり高価なパーツで、新品で購入すると8万円程します。リビルトパーツですと大体3万〜4万円程です。それでもちょっと 高いので、解体屋から部品を探すことにしました。しかし同型のプレッソを探すのは困難です。いろいろな人からの情報でマツダのKシリーズのエンジンで あればだいたい流用が聞くことが分かりました。その後千葉の解体屋で「クロノス」を発見しました。これは幸いにもK8エンジン搭載車(AT)だったので 間違いなくボルトオンで付きます。
 エンジンルームが狭いのとオルタネータの外し方が分からないため四苦八苦しながら3時間ほどで取り外すことが出来ました。値段は3千円でした。

故障オルタネータ新旧オルタネータ
故障したオルタネータ左の物から右の物に交換
 

 今度は自分の車から故障したオルタネータを取り外し、解体車のオルタネータを取り付けます。取り付け方は、
1.エンジンルームのラジエータ上部のエア導入ダクトを取り外す。
2.ラジエータファンを1つ取り外す(オルタネータ側)
3.オルタネータに掛かってるベルトのテンションを緩める。
4.オルタネータのB端子コネクタを外す。
5.オルタネータを取り外す。
取り付けは逆の手順です。

取り外したオルタネータを手で動かしてみると
回転部分を手動で回転させてみると小刻みに振動が伝わって来ました。おそらく中のベアリングに何らかの異常が発生したと思われます。
交換後は・・・
 交換後半年ほどの時点では異音も発生せず快調です。交換したオルタネータは約6万キロ走行した車より取り外した物なのでリビルト品よりは 長持ちしないと思いますが、それでも4〜5万キロぐらいは大丈夫でしょう。

なお今回の交換については色々な方にお世話になりました。 オルタネータについていろいろ教えて頂いたY氏、解体屋情報を教えて頂いたM氏、解体車からの取り外しに協力して頂いたS氏、取り付けを手伝って頂いたT氏。 大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。