プレッソ純正のブレーキですが、効きについてはそれほど不満はないです。効きが弱いと思ったらパッド交換などで十分補える範囲だと思います。 しかしブレーキタッチ、ブレーキの初期制動、強めに踏んだときにコントロール性などについてはやっぱり不満が残ります。 そこで1クラス上のランティスブレーキを移植してみました。 |
プレッソ純正ブレーキ |
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移植には以下の部品が必要です。 (1)ランティスフロントナックル一式(ナックル、ハブ、ハブベアリング、他) (2)ランティスフロントブレーキ一式(キャリパー、キャリパーマウンティング・サポート、ブレーキローター) (3)ランティスリアハブ (4)ランティスリアブレーキローター (5)5穴ホイール(PCD114.3) リアブレーキキャリパーはプレッソの物をそのまま使います。 全部新品で用意すると結構な金額になります。自分の場合(2)と(5)は中古で用意しました。 [注意]ナックルはABSあり/なしで形状が異なりますので注意して下さい。 |
用意する部品 | 写真のもの以外に フロントブレーキキャリパーが必要 |
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プレッソとランティスのパッドサイズを比較しました。 ・プレッソ:約90mm ・ランティス:約118mm 単純計算でパッド面積が約1.3倍になります。これは効果が期待できます! |
プレッソ(90mm) | ランティス(118mm) |
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フロントは作業中の写真がほとんどないので省略します。ナックル&ブレーキの丸ごと交換になるので、それなりに工数と技量が必要です。 リアにいてはホイールハブの交換だけなので簡単です。 |
キャリパー、ローターを外す | ハブナットを外してハブを取る |
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ランティスハブを差し込む | |
想像していた通りブレーキのタッチはすばらしく向上しました。初期制動からブレーキを踏み込んでいったときにリニアな効き具合はどれもすばらしいです。 プレッソのブレーキはスライドピンでナックルを共締めしていたのですが、ランティスブレーキはマウンティングサポートを使ってキャリパーとナックルを固定しています。 こういったところもタッチに影響が出ていると思われいます。 用意する部品の多さに比べて車体の変化は少ないのですが、ブレーキにこだわりのある方は交換する価値あると思います。 |
交換後 | パッドが大きくなったことが分かります |
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スライドピン構造がプレッソと異なる | |