ハブベアリング&ドライブシャフト交換
 

 ハブベアリングとミッション側のドライブシャフトを交換しました。
かなり前から足回りの方から回転に合わせて異音がするようになって色々原因を考えながら部品を交換していました。ホイール、タイヤ、ブレーキローター、ブレーキ本体(O/Hも)、スタビライザーリンク、その他。一向に異音が消えないので今度はハブベアリングを交換することにしました。走行中と言ってもブレーキングの時しか音がしないので、多分ハブベアリングじゃないだろうと思っていて他の部分を疑っていました。
あとハンドルを右に一杯ハンドルを切った状態で動かすと「バキバキ」音がするようになってました。ドライブシャフトのベアリングが劣化している典型的な症状だったので、ハブベアリング交換と一緒にこちらも交換することにしました。

 ドライブシャフトは新品を購入。ハブベアリングはプレ仲間から譲ってもらった予備のナックルに新品を圧入してもらいました。ほぼアッセンブリー交換になりました。

新品のドライブシャフトナックルに圧入されたハブベアリング
 

古いナックルとドライブシャフトを外します。ナックルはロアアームと繋がるボールジョイント、タイロッドボールジョイント、ブレーキキャリパー(ついでにローター)、フロントストラットを外せばドライブシャフトだけで繋がっている状態になるので、あとはミッションの根本からドライブシャフトを抜けば分離出来ます。ミッションオイルが漏れますのであらかじめ抜いておきます(抜かなかったので大量にこぼしてしまいました)。
ブレーキ、ストラットを外すタイロッドエンドを外す
あとはドライブシャフトを抜くだけミッションからドライブシャフトを抜いたところ
 

新品のドライブシャフトの先端には抜け防止のCリングを付けます(要領が分からずかなり苦労しました)。あとはハブナットを締めて(回転防止の為、溝に合わせて一ヶ所潰してから)元通り組み付けるだけです。本来ミッションにドライブシャフトを入れるときは押し込むだけなんですが、なかなか入らなかったので軽くハンマーで叩いて押し込みました。
新旧部品一式ハブナットを締める
ドライブシャフトを押し込んで入れる奥まで入ったところ
 

交換後少し走りましたが、異音はバッチリ消えてました。交換を手伝って頂いた方々、ありがとうございました。