ステンメッシュブレーキホース取り付け
 

 ブレーキホースをステンメッシュに交換しました。ブレーキホースをステンメッシュ化にすることによる効果は一般的に、 「強靱なステンメッシュを巻いてある為、油圧伝導ロスが無くなり、内壁の膨張をシャットアウトするためブレーキレスポンスが向上し、理想的なブレーキフィーリングになる」と言われています。私の場合は車体自体が10万キロを越えたのでメンテナンスということも考慮して交換してみました。
 ブレーキホースはイギリスの名門グッドリッジ製です。なるべく安く購入するためインターネット通販で探したのですが残念ながらプレッソ用は見つからなかったため、BGファミリア用を選びました。価格は全部セットで約1万円と激安でした。AutoExeなどからはプレッソ用としてグッドリッジ製を販売していますが、価格は2万5千円なので倍以上します。  取り付け後はこんな感じになります。見た目もなかなか良くなりました。
フロントリア
 

 車種専用ではないので不都合な所があります。1つは車体側の取り付け部ですが穴の径が合わなかったりするので純正のようにクリップで固定することが出来ません。そのため結束バンドでしっかりと固定しました。
もう一つはサス部分への取り付けですが、これはホース自体に金具が付いていないのでクリップで固定することが出来ません。ここも結束バンドを使って固定しました。ただしステンメッシュと金属を直接触れさせないようにするためゴムチューブを巻きました。
車体取り付け部サス取り付け部
 

効果は絶大!
 ブレーキのタッチは格段に向上しました。劇的な変化です。車のグレードが1ランク上がった感じすらします。
私の車はABSが無いため、以前からタッチがいいな〜と思っていましたが、それがさらに向上してので驚きました。 ブレーキペダルの踏み込みから効き始める部分までの遊びが少し小さくなり、そこから先のブレーキ操作も剛性が上がった感じで操作が非常にやりやすいです。ブレーキを踏むのが楽しいくらいです(笑)。約1万円でこの効果ならかなり大満足です。

重要!
 ブレーキホースの取り付けは、ブレーキフルードを抜いて、ホースを交換して、ブレーキフルードを補充するだけなので、それほど難しい作業ではありません。ただブレーキは車体整備の中でも特に重要が箇所です。取り付けミスをすると間違いなく事故を起こすことになり、自分だけでなく他人にも被害が広がることになります。自信の無い方は絶対に手を付けないで整備工場等に作業を依頼して下さい。