AirMac修理
 

 ジャンク品扱いのAirMac BaseStationをヤフーオークションで購入しました。 「動作不能品」と明記されていたこともあり通常の相場よりかなり安く手に入れることが出来ました。 ”もしや?”っと思って電源を入れてみましたが、期待通り動作しませんでした(笑)
購入したジャンクAirMacBaseStation
 

状態確認
 購入した状態で電源を入れてみます。説明書によると
「状態ランプの色がオレンジ色と赤に点灯します。これらのランプは起動中であることを示します。中央のランプが緑色に点灯すれば起動は完了です。」とあります。
ジャンクAirMacは、状態ランプ赤点灯→消灯→状態ランプ赤点灯、この繰り返しでいつまで経っても緑色ランプが付きません。どうやら起動中に何らかの異常が発生してリセットが掛かっているようです。
起動中に異常あり?
 

とりあえず分解
 分解してみました。中身はメイン基板、モデム基板?、無線カード、これくらいでした。
Mac関係のHPでAirMacは電源周辺のコンデンサが弱いという情報が流れていました。 さっそく目当てのコンデンサを確認。パンパンに膨れ上がっています。バッチリです(笑)。 コンデンサが膨らんでいることでコンデンサ容量が変化。電源平滑機能が低下。電圧が不安定になったところでCPUがリセットを掛けていたと思われます。ということでこのコンデンサを交換すれば直る可能性大です。
分解してみましたコンデンサが膨らんでいます
 

さっそく修理
 コンデンサを2つ交換しました。純正品は270uF,25Vでしたが、交換品は330uF,25Vとして多少容量を増やしてみました。
元通り組み立ててさっそく電源ON!。状態ランプ赤点灯→しばらく経って緑ランプ点灯!!!。やりました!。どうやら正常に起動したようです。
コンデンサを交換緑ランプがついて修理完了!
 

セッティング
 あとはセッティングだけなのですが私はWindowsユーザーです。Macは持っていないので附属のツールは 使えません(爆)
こんなような人の為にBaseStationとMacとのプロトコルを解析してJAVA設定ツールを作ってしまった人がいます。ソフトウェアは こちらから入手出来ます(フリーソフト)。 JAVAで書かれているのでWindowsやUNIX環境でも動作するのが特徴です。このツールを使って設定を行うことが出来ました。
JAVAユーティリティーの設定ツール
 

動作は?
 特に異常もなく正常に動作してます。無線LANの標準規格IEEE802.11bなのでAirMacカード以外でも問題なく無線通信が可能です。私はメルコのカードを使用しています。
以前はルーターとして使用していたのですが、ADSLモデムがルーター内蔵になったので現在はこちらを使用して、BaseStationはブリッジ接続で繋いでいます。

「なんでWindowsユーザーなのに無理してAirMac使うの?」なんて声が聞こえてきそうですが、大した理由じゃないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインが素敵だから(笑)